睡眠検査について
終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
睡眠時無呼吸症候群などの多くの睡眠障害の診断に必要な検査となります。
体の様々な箇所に電極・センサーを装着して眠って頂く検査です。
睡眠中の脳波、心電図、筋電図、呼吸状態、血液中の酸素飽和度などが測定できます。尚、各種センサー装着時に痛みを伴うことはほとんどありませんのでご安心ください。 また、小さなお子様でも検査可能です。
患者さんには夜に来院していただき個室の検査室にてセンサー類装着の上、眠って頂きます。
終夜にわたり患者さんの睡眠の様子を見守っています。
来院時刻、退院時刻の詳細は外来にてスタッフにお問い合わせください。
※シャワー施設も完備しておりますので、翌日お仕事のある患者さんはそのまま出勤することも可能です。
反復睡眠潜時検査(MSLT)、覚醒維持検査(MWT)
昼間の眠気の強さを測定する検査です。
ナルコレプシーなど過眠症の診断の為に行う検査で終夜睡眠ポリグラフ検査の翌日に行います。
終夜睡眠ポリグラフ検査と同じ電極を装着した状態で指示された時間帯にお昼寝をして頂きます。 それ以外の時間帯は必ず起きていて頂く必要があります。
検査当日はカフェインの摂取、喫煙が制限されます。
服装はなるべく日常生活に近い状態で行います。検査を受けられる際は着替えやすい前開きの服を用意されるとよいかと思います。
パルスオキシメータ
睡眠中の体の中の酸素濃度を測定する機械です。酸素濃度の低下の回数より大まかな睡眠中の無呼吸の存在を推定する事が出来ます。
初診の際にお貸し出ししますので、ご自宅で測定いただく検査です。